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福島県が誇る至高の鮨屋『鮨いとう』

  • 執筆者の写真: 常磐ものの下剋上
    常磐ものの下剋上
  • 2月15日
  • 読了時間: 3分

福島県いわき市にそのお店は君臨する。

有名なグルメの方々もいわきまで足を運ぶ価値があると太鼓判を押す名店。


念願の鮨いとうに行って来ました~!


どきどきしながら扉を開けると、そこにはニッコリと優しい笑顔で待っている伊藤大将が居ました。


幸せの時間の始まりです。

まず始めはツマミから。


一品目はカキエモンスペシャル🦪

そしてセイコガニ、スジアラと蛸の頭



いわき産のカマス、ミニいくら丼、角切りのガリ


カマスの上質な脂に箸が止まりませんでした。

ツマミの時点で日本酒を何合飲んだか覚えていません。

本当にお酒が進む美味しさでした。


いざ!伊藤大将の握りへ!


一貫目は中トロ。舌の上でとろけました・・・

写真から感じれる程、ネタにキラッキラの脂が。

一貫目からここは旨いと頷きました。

事前に口コミや知人の話を聞いてはいましたが、百聞は一見にしかず。

やっぱり伊藤大将は凄い。



続きまして、アラ、スミイカ、ミル貝

序盤はさっぱりしたネタから。

しかし噛めば噛むほどに旨味が濃くなる。もっともっと欲しくなる中毒性を感じる。



赤貝、赤貝のかいひも、鯵

赤貝コンビ、驚く程美味しいかった。

鯵はその名の由来を改めて感じました。旨い。



赤身



トロ



赤身、トロ、言わずもがなだと思います。


続きまして

小肌、金目鯛、車海老の昆布締め

小肌が苦手な妹が絶賛していました。じゅわっと溢れでる小肌汁が美味しくて美味しくて。

鯛のおぼろの甘さがいい味出しているんです。

金目鯛のねっとりほどける感覚がやみつきになりそうでした。

車海老は贅沢に昆布締めにされてることにより、昆布と海老の旨味が融合されてました。

くいっと上がったフォルムも可愛らしい。



しめ鯖、クロムツ、白カジキ

このしめ鯖は大将が握り、付け台に置き、流れる脂と醤油の描写が余りにも美しいのです。

旨い鮨ってシズル感が凄いですよね。

クロムツと白カジキ、皆さんに食べて欲しいくらいです。

舎利とネタの温度を伊藤大将は全て把握した上で出しているんだなと。



雲丹、干瓢、穴子

個人的に雲丹は軍艦で食べたくないタイプなのですが、この海苔でこの食べ方なら雲丹の本領が発揮されていて最高に美味しいです。

鮨いとうの干瓢は、円周に対しての干瓢率が高くて花丸でございます。

穴子は一言で例えます、カリっトロンでございます。



残念なことが1つあります。

他のお鮨屋さんには大変申し訳ないのですが、過去1旨い玉の写真を取り忘れました。

申し訳ございません!!

ふわっとした後にシュワッと口の中でとろけました。

追加でテイクアウトがしたいくらいでした。


たっぷりの魚介の旨味を凝縮させたアラ汁で締めて、コースは終了。


握りもツマミも空間も大将の人柄の良さが滲み出るものでした。

常磐沖でとれた食材にこだわり、全国でも負けない美味しさに仕上げられている。

贔屓目無しに美味しかった・・・


伊藤大将の昔の話や、普段のルーティンの話を聞けて、

より頂いた魚への有難みを感じることが出来ました。


職人さんの血の滲む努力、睡眠時間を削りながらお客様の為に旨い鮨を出すという大将の信念。このお店、この味を創り上げる道のりは凄まじいものだったと思う。

頭が上がらない。


とても良い時間、素晴らしい美味しさでした。


常磐ものはやっぱり、やっぱり旨い。





鮨いとう

〒970-8026 福島県いわき市平南町73



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